wakana

バブル時代、証券会社で銀座OL、その後に渡米。ボストン大学国際関係学部を最低の英語力と要領で卒業。帰国後、Webデザイン事業を12年運営。 2009年に途上国女性の夢をかなえるための社会活動の模索を始めカンボジアを訪問。 世界遺産アンコールワットの荘厳さと芸術に感性を揺さぶられたこと、そしてカンボジア人の純粋な笑顔に惹かれて、2010年学校に美術の授業がないカンボジアで「女性のためのデザインコンテスト」を企画。毎年開催している。 2013年に社会起業家コンテストでは日本最大規模の「みんなの夢アワード」に応募。ファイナリストになぜか選ばれ8,000人の前でプレゼン。 2014年にそれをきっかけに念願だったカンボジア社会事業として出店をかなえる。現地では最高級といわれるイオンモールグランドオープン時に出店し、14万人もの人々が押し寄せる中、我が店舗には「お客ゼロ人」という洗礼を受ける。 全く売れず、撤退ギリギリで思い切って店舗をリブランドし、カンボジアの人たちが世界に自分たちの国の商品を誇れる「アメージングカンボジア」というブランドをつくり、再挑戦。 その後は急成長して売上も当初の30倍となり2019年には3店舗とお菓子ファクトリーを運営し、4店舗めの出店準備を行う。 しかし、2020年コロナで95%も売上が激減し、2021年カンボジア事業撤退を決意し廃人となる。 撤退寸前に、奇跡的な出会いにより蘇り、2022年2店舗とお菓子ファクトリーを運営。カンボジアの上質なものづくりをしている70以上の生産者の3000種類の商品を扱う。 活動の原点である「女性のためのデザインコンテスト」をきっかけにカンボジア女性の世界で活躍するアーティストや起業家を輩出している。